株 入門

どんなに業績の良い式会社や成長が見こまれる式会社であっても、価が上がり続けている式会社はありません。また、式会社の経営状況には変化がないのに経済や政治情勢によって式市場全体が値下がりし、それにつられて値下がりすることはよくあることです。ですから、値下がりそのものを完全に避けることはできません。そこで値下がりへの対処としては、いかに値下がり幅を少なくするかを考えます。その方法として、銘柄の分散と購入時期の分散があります。この考え方は、式に限らず資産運用の基本的で重要な考え方です。

大幅な価の変動によって投資家に不測の損害を与えないために、証券取引所では1日に動く価の幅を、前日の終値を基準に一定の値幅に制限しています。そして値幅の上限まで価が上昇することをストップ高、下限まで下落することをストップ安といいます。ストップ高、ストップ安に達しても取引自体は行われますが、ストップ高になるということは買い注文が圧倒的に多い状況なので、式を売ろうと考えている投資家はもっと高くなると考えて売り注文をなかなか出しませんから、ストップ高の価で取引が成立しないまま終了することが多いようです。

株式投資はリスクが高い、あるいは大きいと言われます。しかし、実際のリスクとは、結果が予測できる度合いのことを言います。たとえば、郵便局の貯金や銀行の預金の利息は、預けたときに1年後いくらもらえるか予測できますし、ほぼ確定します。ですから、リスクは極めて低いと言えます。それにくらべ、式の値段である価は、1年後どうなっているかはまったく予測できませんから、リスクが高いということになります。それは価に関していえば、どれだけ下がってしまうかわからないという意味だけでなく、どれだけ上がっているかも予測できないという意味も持っているということです。

株式投資には「3つの余裕」が必要といわれています。第三は「心の余裕」です。価は年に何回か急激に下がることがあります。また、何年かに一度は大暴落もあるでしょう。そういうときには、価や相場の変動を冷静に判断する余裕を持ってください。もし価が下がったら自分はどう対処するのかを考え、自分の持っている会社は何によってダメージを受けるのかを前もって知っておきましょう。たとえばアメリカの式市場が暴落すると会社の収益は影響を受けるのか?為替が大きく円高になると影響を受けるのか、というようなことを考えておきましょう。

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